Drink & Donateプロジェクトの一環として、Ivoclarの社員は数年前から、ボトル入りのミネラルウォーターの代わりに水道水を飲んでいます。このプロジェクトを行う非営利団体との契約が最近更新されました。
水は貴重な有限の資源です。そのため、あって当然だと思ってはいけません。Ivoclarは2017年から非営利団体Drink & Donateを支援しています。そのプログラムのモットーは、「水道水を飲んで、飲み水を寄付しよう」です。こうすることで、世界中の貧しい地域の人々にきれいな水を提供することができます。
Drink & Donateのおかげで実現したMiandrivazoプロジェクトは、マダガスカルの6つの地方自治体を支援し、きれいな水の持続的な供給を保証しています。
マダガスカルは世界で最も貧しい国のひとつで、人口の92%が貧困線以下の暮らしをしています。農村部の住民はごくわずかしかきれいな飲み水を利用できません。基本的な衛生サービスときちんとした衛生習慣が欠けています。その結果が胃腸疾患と子どもの死亡率の高さにつながっています。
Helvetasが手掛けるMiandrivazoプロジェクトは、この状況を緩和することを目指しています。Helvetasはプロジェクトの実施地域で、コミュニティが専門知識を獲得し、将来を設計できるよう支援しています。これには地元企業の協力を得て浄水の供給をさらに発展させることを可能にするツールの計画や管理が含まれます。このプロジェクトは、飲料水インフラの整備の他にも、地元住民に個人の衛生の重要性を啓発することを目指しています。