Ivoclar Joy in South America

Peru

クスコはペルーのアンデス山脈にある都市で、同名の地域および州の首都です。海抜約 3,400 メートルの高地に位置するこの都市には、50 万人以上の人々が住んでいます。農村地域における口腔および歯の衛生状態の悪さが、クスコでは散見されています。このような状況の主な理由は、健康的な食生活の欠如、簡単に入手できるジャンクフード、そして不健康な食事の影響に対する認識のなさです。 Ivoclar Joy はここでも貢献し、現地で支援を提供することにより、地域の子ども達に希望に満ちた将来への展望を提供しています。

 

2022 年 12 月、大学および DSOへの教育活動を担当する グローバル教育部門の部門長であるタチアナ・レペット・バウハーゲ博士は、市郊外にあるマランパキ村を訪れました。マスやモルモット(guinea pig)の養殖場に沿って曲がりくねって岩だらけの道は、小さな歯科医院も併設されている保健センター「セントロ メディコ」まで続きます。地元の患者は治療を受けるために診療所まで最大 3 時間歩かなければなりません。

Ivoclar Joy プロジェクトを通じて、私たちのチームは、オコンゲート (クスコから 2 時間半の距離) の地元の専門家の生徒やクスコ郊外の学校で学んでいるメンバーと一緒に治療を行いました。校長と保護者の許可を得て、彼らは生徒たちを学校から「コン・コラソン」歯科医院に連れて行き、そこで治療を受けられるようにしました。このプログラムは、2 つの学校での病気の予防と口腔の健康促進に関する定期的なキャンペーンを実施することによって締めくくられました。

 

2023年4月、私たちは保健省、「コラソン・デ・ヘスス」歯科医院、クスコのサンアントニオ・アバド国立大学の代表者らと共同で開催された支援キャンペーンに参加しました。 4月から6月にかけて、約420名の小学生を対象にIvoclar Joyについて説明しました。私たちの地元のチームは、定期的に資材の供給を続けています。チームメンバーは Ivoclar 製品の使用方法をデモンストレーションし、歯科治療を提供しています。